07
ある年の、ある季節の、ある晴れた日の、とある王宮の中庭に、二つの墓標があった。
一つの石碑には『メタボ魔王の墓』と彫られていた。もう一つには『偽勇者の墓』とあった。
穏やかな空を、数羽の小鳥が羽ばたいていった。
今もそこには王のいる国があるという。
魔王と、自称勇者と、 うたた寝シキカ @shimotsuki
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