読者も正気のままではいられない

この小説の圧倒的なスピードと暴力について行くには読者も正気を捨てねばならないだろう。
全てのセンテンスがあたまわるいと言っても過言ではない。どこを切ってもあたまわるい。
こんなあたまわるいにも関わらず、劣等感に押しつぶされて爆発する幼女の心理にはどこかリアリティがあり、不思議と共感出来てしまうのがすごい。

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