読了し、心地よく引きずり回される小旅行を終えた気分です。駅構内なのに長距離の徒歩移動を強いられる矛盾、東京だと何ヶ所か実感できる場所がありますよね・・・。
駅、それは一体なんだったんだろう?
この小説にはいくつもの楽しみ方があると思う。細部まで描き込まれた斬新なギミックや生々しいディティールのリアルさを楽しむというのがひとつ。躍動的に動き回る登場人物たちそれぞれの独自性のある視点や主観に…続きを読む
奇抜な設定に度肝を抜かれた。これは新しいSFだ
BLAME!のような世界でありながら現代的。『スイカネット』や『九十九段下』などのネーミングセンスにツッコミを入れながら読んでます。人を呑み込み自走するシステム、そこに適応した人間。けれど、出…続きを読む
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