とにかく設定がしっかりしていて非常に読みやすかった印象を受けます。冗談のような作品紹介からは想像も出来ないほどの凝ったSF小説であると感銘を受けました。この作家さんの作品を読んでいると十余年あまり昔にWEB上で公開されていたアカハネという方の作品群を思い出します。かなり独特のSF感で気づけば引き込まれている、そんな作品でした。
SFはその設定を理解するまでが大変だと僕は思います。しかし、その設定の謎を解いていく作業もSFの面白さなので、これは不可分です。この作品は既存のものをユーモラスなネーミングセンス(発想の結びつけ)に…続きを読む
相当、二瓶勉ファンですよね? 自分はBLAME! 大好きです。用語や世界観など随所にエッセンスが散りばめられていて、あのやたら画面の黒い劇画調の絵柄が思い浮かぶほど。 そのつもりがないなら誠に申し…続きを読む
などというツッコミも読めば大した問題ではなくなります。SUICA認証とかJR九州軍とか、いちいち笑える設定が異色さを際立たせます。しかし、内容は至ってシリアスなSF、ハリウッド映画級の超大作です!…続きを読む
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