横浜駅が自己増殖するというセンス・オブ・ワンダーな設定。18きっぷという制限時間つきの冒険。どこかで見たような単語が、全く新しい意味で語られる。これがSFじゃないなら、一体何がSFなんだ。SFジャンルの大賞はもうこれでいいんじゃないかな。
光のプログラマー @bluecrow2
他の方も書かれていますがBLAME!ファンとしてはハマらざるを得ない作品です。ディストピアでありながら悲壮感がなく、明るい調子なので楽しみながら読めます。他の作品もぜひ読んでみたいです!
完璧にまとまった文章、とんでもないように見えて実は真っ当な近未来SF、冬戦争について描写しない潔さ!とてもおもしろかったです。ただ、横浜駅といえば私鉄各社との折り合いでサグラダファミリアなので「増…続きを読む
あらすじだけでも十分笑えました。
この小説は、ライトな作風が好まれるようになってきた現在の世の中で、驚くほどハードでストイックなSFをしている。 舞台は近未来の日本。なんらかの原因によって自己増殖するようになった建築物が、日本…続きを読む
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