夢オチの二重構造を体験せよ

後でまた読むかもしれませんが、速読で読んだためよくわかりませんでした。
精神医療を題材にされているのはわかるんですが、それとイエスの少年の何の関係があったのでしょうか?
ちょっとオチがわかりませんでしたし、月が舞台である必要性もよくわかりませんでした。
ただ、文章は極めて上手だと思います。

最後の三章だけ読みなおしました。
よくわからないのですが、北上って誰でしたっけ?
月が舞台の理由も精神医療との関係もわかりました。失礼しました。
しかし、いまいち、最後の場面がやはりわかりにくい。
はたしてどこまでが現実なのかわかりません。この物語はシミュレイトであったともとれます。そうすると、最初のこの物語はパラレルワールドの歴史におけるエンターテイメントだという箇所とつながっていきます。
そうであるなら、なかなか味わい深い物語ではあったと思いますが、作中で盛んにくり返されたイエスの絵への暗示がよくわからない。読解力なくてすいまんせん。