読み進めるごとに想像力を刺激され、期待していた以上の言葉で紡がれる。眼は冷静に文字を追いつつも、心は熱狂の渦にとらわれる、荒々しくも美しい強盗たちの童話。このような物語に出逢えたことに感謝します。
登場人物が多いにも関わらず、それぞれに見せ場があり全員魅力的。何より読んでいて映像が浮かぶので映画を見ているような気持ちになれます。
感想はとりあえず一言。おもしろい!最初の導入部はなかなかうまいな―って思いながら何の気なしに読み進めていたのですが、途中からみるみる引き込まれていくこの感じ言葉に出来ないのがもどかしい。舞台…続きを読む
兎にも角にも、まずは『開頁』をご覧あれ。はじまりはオーソドックスな狂騒劇、一見在り来りにすら思わせる。だがしかし、その先を読み進めた時、きっとあなたは息を呑むだろう。その筋書きは荒唐無稽、…続きを読む
とても読みやすく、描写が鮮明。キャラクター達が生き生きとしており、脳内で勝手に映像が再生される程引き込まれてしまう。気付けば時間と心を奪われている、正に強盗童話!読む人を心地よい、楽しい物語…続きを読む
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