贋作竹取物語〜輝夜の姫は直角を愛でる〜

作者 濱野乱

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★★ Very Good!!

ヒロインがとてもいいです。
不可解な行動が多いながらも愛さずにはいられません。
そしてそんなヒロインにフィットした世界。
彼女の視線を通すからなのか、高校も町中もどことなーく奇妙な雰囲気が漂っています。
読むことでほのかな浮遊感を楽しめる物語だと思います。月だけに。

★★ Very Good!!

「ヒロインは円形恐怖症」たったそれだけのアイディアからここまでストーリーを膨らませることが出来るとは…お見事です。
丸いものが嫌い → 人の目を見て話せない。という流れは「なるほど」と手をうってしまいました。
エドガー・アラン・ポーは「大鴉」という単語から発想を膨らませ、たった一晩で小説を書き上げた。
…そんな伝説が、読んでいる私の頭の中で蘇りました。

ただ、主人公の性格が「かなりアレ」だという事もあるのでしょうが…全体的に詩的かつ散逸的な内容です。
あたかも読者自身が不思議の国に迷いこんだような…そんな気分が味わえます。
前半部は美しく幻想的な雰囲気を楽しむ、そんな観点から読むべきかもしれません。

現代の御伽噺と言われると「成程」しっくりくるかもしれません。
後半、突然ド変態が姿を現しても その御伽噺が(かろうじて)崩壊しない所は…作者の意地とプライドを垣間見た気がしました。
変わった小説をお探しであれば、おススメです!

★★★ Excellent!!!

かぐやさま、も、もえぇ〜(*´艸`*)

失礼しました。
純文学の香りを漂わせつつ、しっかりとした、完璧なまでのラブコメに仕上がっている稀有な力作。
しかもヒロインが円形恐怖症からくるちょっと抜けたお嬢様という、こりゃあ「彼女は最高よ!」と美少女艦長でなくとも叫ぶはず。
魅力溢れる登場人物の面々に翻弄されながら、遅れて来ました変態……いや、ツクヨミさま。
物語はラブコメから宇宙の法則を破壊から救う壮大なSFへ……いくのだろうか(´ー`)今後の展開がマジに楽しみな逸品。

★★★ Excellent!!!

「オレオを食べないで下さい!」
で盛大に笑ってしまいました。悔しい。

まだ序盤なのでレビューは極力控えたかったのですが、イルカちゃんのキャラクターが秀逸で、それだけでグイグイ読ませますね。
円形恐怖症というキャラ付けが生きている証拠です。
とことん丸いものを忌み嫌う奇天烈な言動を、追うだけで楽しい。
コメディでありながら、真面目な恋愛方面にも展開できる。今後が楽しみな小説です。

★★ Very Good!!

 綾瀬イルカが恐怖の対象とするもの――それは円形であるのだが、それがとことん極度なおかげで、ちゃんと物語の肝となっている。実際、度が過ぎていて笑えました。しかし丸いものであふれ返っている世の中で彼女は相当生き辛いでしょうね。いずれ地球に住むことすら耐え難くなっていったりして(笑)
 ちょっと変化球のラブコメを読みたい方は是非。

★★★ Excellent!!!

まだ、小説の序盤でしたが拝読させて頂きました。作者様が歴史物の文学に造詣が深いのか、非常に卓越した文章力でしたし、哲学のようなものも感じました。最初は歴史物かな?と思ったのですが、今後どのような恋愛ストーリーが展開されるのか楽しみです。ぜひご一読下さい。