概要
黒檀のように黒い髪、血のように紅い唇、雪のように白い肌。彼女の名は……
リュウの通勤路には「ホワイト家」と人々に呼ばれる大きな屋敷があった。その庭で見かけた美しい娘にリュウは恋をする。しかしある日突然娘は姿を消してしまった。心配したリュウは彼女を探すが……。童話白雪姫をベースにした、『王子』視点のヒネクレたお話。
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- ★★ Very Good!!予想外の結末――真相は闇の中へ……
びっくりした……!!!
紹介文から白雪姫のオマージュであることは分かっていたのでああなのかな~こうなのかな~といろんなことを想像しながら読み進めていたのですが、私の想像をまるっと裏切る結末が待っていました。
ええええ!? 白雪姫が私の脳内でゲシュタルト崩壊した!! いやグリム童話を思えば確かに白雪姫って(ネタバレのため中略)だけどそんなことしちゃう!??
話の展開とは直接関係のないところではありますが、毒の作用や棺の意義などSF要素がちょっぴりちりばめられていて作者さんならではだなぁと思いました。わーいリケジョだリケジョだー!
素敵な作品をありがとうございました!