現代ファンタジーと推理小説を楽しめます。随所にお笑いもあって、飽きのこない作品ですね。次作も楽しみにしています 。
暫く読み専でしたが久しぶりに書いています。
欠落症という不思議な病気が蔓延している。現実との違いはそれのみ。この違いにより、人々がどのような行動をするのか、どのような社会をつくっていくのか、家族のあり方はどうなるのか。当然ながら、現実と…続きを読む
第二編まで読み終えた。まさか小説で泣かされる日が来るとは思わなかった。普段あまり本を読んでいないからかもしれないが、それでもこれは泣ける作品だと言いたい。
まず、第一章を読んで手が止まる。この小説……二人称じゃないか、と。二人称小説自体、文学界では中々目にかかれない。何故かというと、書くのが難しいのと読者が置いてけぼりになる可能性が高いからだ。…続きを読む
私も創作家の端くれとして、文章の人称はいろいろと考えてきた。私・僕の一人称なら書ける、固有名詞の三人称なら書ける。でも、「貴方(あなた)」の二人称は、どうやっても私には書けず、いつしかそれを諦め…続きを読む
もっと見る