最初は爽やかな学園物語かなと思ったのですが、読み進めるほどに言葉遊びに気づく過程が増えて、どんどん面白くなっていきます。 軽快な二人の掛け合いが心地よく、テンポの良さも魅力的な作品です。そして何より、一つのお題をここまで様々な形で物語の中へ散りばめる発想が面白いです。何気なく読んでも楽しく、仕掛けを探しながら読むとさらに楽しい。一度読み終えたあと、もう一度最初から読み返してみたくなる。 そんな素敵な作品でした。
田舎の高校へ転入してきた二人の高校生。ちょっとしたハプニングをきっかけに出会った二人は、初対面とは思えないほどすぐに意気投合していきます。新しい学校、新しい友達、そしてこれから始まる高校生活。明るくテンポのいい会話が心地よく、二人と一緒に新しい毎日へ踏み出していくような楽しさがあります。一方で、物語の中にはどこか不思議な雰囲気もあり、ただの学園ものでは終わらなさそうな予感も。笑いながら読める軽やかさと、この先に何が待っているのかというワクワクを楽しめる作品です。
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