「どうせん」という一つの響きから、導線、同船、洞泉、銅銭へと発想が広がっていく冒頭からの言葉遊びに引き込まれました。言葉の音や意味を楽しむ感性が登場人物の個性になっているのが魅力です。二人が、本を貸し合ったり、互いの夢を応援したりする姿が微笑ましく、自然と応援したくなるような話でした。パン屋や野球少年団、図書館などの日常に、少し不思議な出来事や独特の発想が混ざる雰囲気も楽しいです。この子たちの数年後も見てみたいと思わせてくれる作品でした。
「どうせん」を巡る知恵比べから始まり、少し不思議なパンをきっかけに依央利と絢香の距離が近づいていく流れが楽しいです。特に印象に残ったのは、二人が本について感想を交わす場面。同じ作品を読んでも、頭に浮かぶものは人それぞれ違う。そんな感覚を小学生二人の会話で自然に見せているのが面白かったです。言葉や本を通して二人がどう成長していくのか、続きが楽しみです!
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