概要
誰も呼んでないのに、スピーカーは俺たちを呼び出し続ける。
四時間目が終わった直後、校内放送が入る。「二年三組、佐藤くん。至急、職員室まで」。
けれど佐藤は去年死んだはずだし、担任も友人も「そんな生徒は最初からいない」と笑う。
翌日も、その翌日も放送は鳴り続け、少しずつ呼び出しの言葉が変わっていく。
机の名前シールが剥がれ、靴箱の上履きから名が消え、スマホの連絡先が書き換わっていく中で、俺のポケットからは預かったままの錆びた鍵の手触りが消えていた。
ちなみに本作を元に発展させたオムニバス作品を本来出品予定でしたが、どうも連作になってる感じがしたので開き直って連作にしたのがこちら。文字数も気にしてない無削除版。
『【創作怪談】席のない教室』
https://kakuyomu.jp/works/2912051606645391144
けれど佐藤は去年死んだはずだし、担任も友人も「そんな生徒は最初からいない」と笑う。
翌日も、その翌日も放送は鳴り続け、少しずつ呼び出しの言葉が変わっていく。
机の名前シールが剥がれ、靴箱の上履きから名が消え、スマホの連絡先が書き換わっていく中で、俺のポケットからは預かったままの錆びた鍵の手触りが消えていた。
ちなみに本作を元に発展させたオムニバス作品を本来出品予定でしたが、どうも連作になってる感じがしたので開き直って連作にしたのがこちら。文字数も気にしてない無削除版。
『【創作怪談】席のない教室』
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