概要
その叛乱は十五歳の少女の一言から始まった――
少年少女の小さな決断が、やがて処女王領と世界の歴史を変えていく。
これは、水上都市を舞台にした独立戦争と、その先までを描く物語です。
---
歴史を紡ぐ者は、こう語る――
処女王領の叛乱は、たった一人の少女の言葉から始まった。
あの日、その言葉が歴史となることを知る者は、まだ誰もいなかった。
その言葉は――
数カ月の航海の果てにリアン・レイスが辿り着いたのは、父が二十年前に旅した新大陸に広がる『処女王領』だった。
手にあるのは、その旅をもとに父が書いた一冊の冒険譚。
父の訃報が届いたときにはすべてが終わっていて、少年の手元に残ったのは、この本と鞄ひとつ分の荷物だけだった。
本に描かれた鐘楼も、低い弧を描く橋も、確かにそこにあった。
ただし半分は、水の底に沈んでいた。
火は、生きた時
これは、水上都市を舞台にした独立戦争と、その先までを描く物語です。
---
歴史を紡ぐ者は、こう語る――
処女王領の叛乱は、たった一人の少女の言葉から始まった。
あの日、その言葉が歴史となることを知る者は、まだ誰もいなかった。
その言葉は――
数カ月の航海の果てにリアン・レイスが辿り着いたのは、父が二十年前に旅した新大陸に広がる『処女王領』だった。
手にあるのは、その旅をもとに父が書いた一冊の冒険譚。
父の訃報が届いたときにはすべてが終わっていて、少年の手元に残ったのは、この本と鞄ひとつ分の荷物だけだった。
本に描かれた鐘楼も、低い弧を描く橋も、確かにそこにあった。
ただし半分は、水の底に沈んでいた。
火は、生きた時
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!まるで、昔のヴェネツィアのような、昔の北米のような
長い航海を旅してきた少年がたどり着いた街、処女王領。
そこには火と踊る少女がいて……読んでいるこちら側からすると、おとぎ話に出て来るような街で、まるで昔のヴェネツィアのような、昔の北米のような感じです。
この街における「火」のあつかいや、処女王の国――本国から来た総督や、現地代理人というべきメイヤーがいて……そして徐々に、何かが、良くないことが起こっていくような雰囲気になってきています。
ここまでが現在まで読んだところですが、街の雰囲気や、いわゆる植民地的な政治のあり方など、魅力あふれる筆致で、飽きさせません。
そしてタイトルにある「叛乱」はこれから起こる感じがしますが、そういう意味でも目が…続きを読む