概要
え?あの人が、そんなことに!?
一応、ちょっとした仕掛けも!!
101号室 木村 健一(76歳)
・取り壊し、ダメ、絶対!!
102号室 宮本 正(22歳)
・大学卒業で、アパート出ていくので関係ないですよ、僕は。
103号室 さくら荘大家(74歳)
・アパート、取り壊します!
201号室 橋本 真子(25歳)正洋(5歳)
・取り壊しかぁ⋯これを機に結婚しちゃう?!
202号室 空き部屋
203号室 十和田 洋子(33歳)
・取り壊しまで、アイドル活動頑張るぞ!
・基本的にそれぞれの話のタイトルに書かれた人の視点で話は進みます。
・全36話(1話あたり1000〜2000字程度の短めで、サクッと
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人生の転機をそれぞれに描く、心温まる群像劇
この作品は、築50年のアパート「さくら荘」の取り壊しをきっかけに、そこに暮らす人々の人生が少しずつ動き始める、温かな群像劇だと思います。
物語は、大家が一年後の取り壊しを決めるところから始まります。長年住み続けてきた老人、子育てに奮闘するシングルマザー、将来への道が決まっている大学生、そして活動に行き詰まった元アイドル。それぞれの立場から同じ出来事を描いているため、受け止め方の違いが自然と伝わってきました。
特に印象的だったのは、元アイドルの洋子が、慣れない仕事で失敗しながらも、自分のいい加減さを見つめ直していく展開です。軽妙な心の声に思わず笑ってしまいますが、その裏には人生を変えたいと…続きを読む - ★★★ Excellent!!!人は場所と一緒に生きる
築50年のアパート「さくら荘」。
そこを管理する74歳の大家は、病院で自身の検査結果を聞いたことをきっかけに、1年後にさくら荘を取り壊すことを決意します。
本作は、それぞれの住人が「さくら荘」をただの住居ではなく、自分の人生の一部として暮らしているところが特徴です。
大家と住人の視点が切り替わる構成も特徴的で、立場によって見え方が変わるのも、価値観の難しさを感じました。
また、キャラクターごとに異なる物語が展開されるため、連作短編的な感じがして、物語に厚みが生まれているように感じました。
アパートの取り壊しは、そのまま人生の比喩にもなっており、深みのあるテーマでありながら人物描写がコ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「それぞれの人生を描く群像劇」と「個性豊かな住人」が好きなあなたへ
築50年を迎えた「さくら荘」。
大家が決めたのは、一年後にこのアパートを取り壊すことでした。しかし、アパートにはもちろん、そこで生活している人もいて⋯⋯。
取り壊しをきっかけに動き始める、さくら荘の住人たちの人生を追いかけていく群像劇です。
【それぞれ違う、取り壊しへの思い】
「一年後のさくら荘の取り壊し」を前にしても、その受け止め方はまったく違います。
離れたくない。
良いきっかけ。
素直に受け入れる。
どうすべきか悩む。
一人ひとりの事情が丁寧に描かれているからこそ、それぞれの気持ちに寄り添いながら、読み進められるのが魅力です。
【生き生きとした、さくら荘の住…続きを読む