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概要
姫として、国に生きると決めた。――でも、アメジストの瞳に囚われて。
『わたくしの命は、わたくしの愛する月女神の民を護るためにある』
月女神の都の長である姫・緋涙は『月女神の長である限り、降嫁に対する応えはもたない』と、結婚はせずに、月女神の都のために生きると折に触れて宣言している。
王城と対を成す華城で、長官(半数が降嫁願い中)と月女神の都の民を幸せにするために、駆け回る日々。一年で一番大きなイベント『花祀り』がひと月後に迫る中、正体不明の男が『花祀り』会場の血薔薇の湖に浮かんでいると報告が入ってから、姫としての信念が揺らぐ。
「君の知らない世界の、知らない国の、騎士だ」
月女神の都の長である姫・緋涙は『月女神の長である限り、降嫁に対する応えはもたない』と、結婚はせずに、月女神の都のために生きると折に触れて宣言している。
王城と対を成す華城で、長官(半数が降嫁願い中)と月女神の都の民を幸せにするために、駆け回る日々。一年で一番大きなイベント『花祀り』がひと月後に迫る中、正体不明の男が『花祀り』会場の血薔薇の湖に浮かんでいると報告が入ってから、姫としての信念が揺らぐ。
「君の知らない世界の、知らない国の、騎士だ」
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