概要
横暴な両親を議員さんに告発したらまさかの……「私の妻になりませんか?」
大正時代。横暴な軍需工場主の父をもつ唄子はその告発に、政治家の官邸を訪れる。肉親を差し出す親不孝者と非難されることを覚悟で。ところが、若き政治家、慈光寺雅は言う。「なんと素晴らしい!見上げた心意気!あなたは荒野に咲く一輪の薔薇というわけですね」。特有の詩的な口調で唄子を称える彼は、前科者の娘となる彼女のいくすえを心配し、提案する。「私の妻になりませんか?」。差別としがらみが横行する時代、心に従って生き始めた女性の恋と仕事のサクセス・ストーリー。
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