概要
人の苦悩を石に封じる――享保の英彦山、救いが怪異に変わる。
享保十六年。伊勢の御師家を追われた度会清胤は、『先代旧事本紀』を携えて豊前国英彦山へ向かう。
清胤には、人の苦悩を黒い石へ封じる力があった。その術は確かに人を救う。しかし苦しみとともに、死者の記憶や愛情、罪の意識まで失われていく。
術を疑う山伏・常覚と、人々の欠落を記録する志乃。やがて虫害と飢えが西国を襲い、救いを求める群衆が山へ押し寄せる。
救わなければ、人が死ぬ。 救えば、人ではなくなるかもしれない。
十種神宝と英彦山の縁起が交わる、歴史伝奇・宗教怪異長編。
※本作は、史実・地域伝承・著作権保護期間を満了した古典原典を参考に、独自に構成したフィクションです。登場人物および石塔をめぐる怪異は創作です。
清胤には、人の苦悩を黒い石へ封じる力があった。その術は確かに人を救う。しかし苦しみとともに、死者の記憶や愛情、罪の意識まで失われていく。
術を疑う山伏・常覚と、人々の欠落を記録する志乃。やがて虫害と飢えが西国を襲い、救いを求める群衆が山へ押し寄せる。
救わなければ、人が死ぬ。 救えば、人ではなくなるかもしれない。
十種神宝と英彦山の縁起が交わる、歴史伝奇・宗教怪異長編。
※本作は、史実・地域伝承・著作権保護期間を満了した古典原典を参考に、独自に構成したフィクションです。登場人物および石塔をめぐる怪異は創作です。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?