概要
うどんが最強の武器になる!日本全国を巻き込む、全麺類大戦争が始まる!
時は江戸時代。
うどん天皇一家に生まれた長男、うどん皇子はうどんを広く日本全国に広めることに成功し、うどんは庶民にとって大衆食事となった。
次男のそば皇子はうどんに代わる食事として蕎麦を開発。
ところがうどんほどコシのない蕎麦にうどん皇子はただ蕎麦を馬鹿にするばかり。
そば皇子は隠れて日々、蕎麦粉の改良を重ねた。
そしてその時がくる。
江戸は未曾有の流行病で人々は大混乱。
しかし、その病にそばが有効であることが判明し、うどん皇子とそば皇子の立場は一夜にして逆転。
姉であるそうめん皇女と共にそば皇子の手によって讃岐の国に幽閉されることとなったのである。
そして現代、うどん皇子が祀られている白峰寺のすぐ近くにある根香寺の牛鬼像が突如として姿を消した。
現場に残された
うどん天皇一家に生まれた長男、うどん皇子はうどんを広く日本全国に広めることに成功し、うどんは庶民にとって大衆食事となった。
次男のそば皇子はうどんに代わる食事として蕎麦を開発。
ところがうどんほどコシのない蕎麦にうどん皇子はただ蕎麦を馬鹿にするばかり。
そば皇子は隠れて日々、蕎麦粉の改良を重ねた。
そしてその時がくる。
江戸は未曾有の流行病で人々は大混乱。
しかし、その病にそばが有効であることが判明し、うどん皇子とそば皇子の立場は一夜にして逆転。
姉であるそうめん皇女と共にそば皇子の手によって讃岐の国に幽閉されることとなったのである。
そして現代、うどん皇子が祀られている白峰寺のすぐ近くにある根香寺の牛鬼像が突如として姿を消した。
現場に残された
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!コシのある偽史と、出汁の効いた讃岐ロードムービー
江戸の「麺類皇族」の興亡という大法螺から始まり、舞台は現代の香川へ。讃岐弁でうどんをすすり続ける所長・麺場護と、オカルト好きの助手こむぎの掛け合いが軽快で、ページが止まりません。
感心したのは、ふざけた設定の土台が意外なほど本物だということ。五色台と陰陽五行、根香寺の牛鬼、そして白峰の地に眠る皇子――讃岐の土地の伝承を、麺の論理で大胆に読み替えています。軽トラで札所や名店を巡るたびに、怪異譚と香川ガイドが同時に進む構成も楽しい。
ギャグの合間に護がふと見せる浮かない顔が、物語の奥に何か重いものを予感させます。読後、無性に釜揚げが食べたくなる一作です。