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概要
手にしても、絶対に使っちゃだめですからね。
ミラードの下町に、看板を出さない店がある。ルーンカード専門店〈カードユニオン〉。魔獣の力を封じ込めた札を、一枚五百で売っている。店主いわく――「解放すれば、誰でも魔法が使えるというわけですね」。
金欠の冒険者四人――現実家の剣士レン、皮肉屋の魔法使いイルザ、軽口の斥候トト、教会育ちの神官ダン――は、ひょんなことから店の地下仕事を手伝うことになる。だが、起動した古代の機械から、封じられたはずの獣が実体化して暴れ出した。
店主アンドレアは言う。カードの中身は劣化した写し。自我は、存在しないはずなんです――。
なら、なぜ獣は、彼女の前で一拍だけ止まるのか。
暴走は重なり、本物の魔獣を連れた殺し屋が扉をくぐり、やがて役人まで現れて言う。噂の「呪いのルーンカード」を寄越せ、と。
――物静か
金欠の冒険者四人――現実家の剣士レン、皮肉屋の魔法使いイルザ、軽口の斥候トト、教会育ちの神官ダン――は、ひょんなことから店の地下仕事を手伝うことになる。だが、起動した古代の機械から、封じられたはずの獣が実体化して暴れ出した。
店主アンドレアは言う。カードの中身は劣化した写し。自我は、存在しないはずなんです――。
なら、なぜ獣は、彼女の前で一拍だけ止まるのか。
暴走は重なり、本物の魔獣を連れた殺し屋が扉をくぐり、やがて役人まで現れて言う。噂の「呪いのルーンカード」を寄越せ、と。
――物静か
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