読み進めていくと色々な部位で違和感を感じます。それはずばり視座です。その視座故に隣人の奇行に初期の段階から気づき始めます。観測者による隣人の描写が独特で面白いです。そして最後に訪れる疑問と背中がぞわぞわする気持ち悪さとここまで読んだ読者が皆思うであろう疑問。 あまり書くとネタバレしますのでやめますが、全4話ととっつきやすい分量であり派手じゃないホラーと少しのミステリーを求める方にお勧めです。よければご一読を。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(64文字)
「これは子供の目線からみた事件の記録です」という冒頭から引き込まれました。子供の低い視線から描かれる隣人さんの観察が本当に秀逸です。大人が見落としてしまう地面近くの世界、甘い匂い、土を掘る音……小さな違和感が積み重なっていく過程にずっと背筋が凍えていました。全4話と短いのに、ラストの余韻がすごい。「子供の目線」だからこそ成立する恐怖が詰まった一作です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(277文字)
もっと見る