概要
思い出は小さくなる。ただそれだけだ。
引っ越しの荷造りの最中、押し入れの奥から見つかった小さな木箱。そこには、折り鶴とビー玉、そして六本だけの色鉛筆が眠っていた。
小学四年生の冬。「いつかまた会えたら、合わせて十二色にしよう。」
幼い日に交わした約束は、十八年という時間の中で、少しずつ遠ざかっていた。
忘れることは、失うことなのか。
過去と現在を十二色の約束が静かにつなぐ、忘却をめぐる物語。
小学四年生の冬。「いつかまた会えたら、合わせて十二色にしよう。」
幼い日に交わした約束は、十八年という時間の中で、少しずつ遠ざかっていた。
忘れることは、失うことなのか。
過去と現在を十二色の約束が静かにつなぐ、忘却をめぐる物語。
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