概要
名取裕也……ミステリーが好きな小学5年生。ひょんなことから、純恵が書いた推理小説を読まされることになる。
住吉純恵……名取のクラスメイト。趣味で推理小説を書いている。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!密室殺人で描かれた魔法陣の意味とは!?
名取が住吉純恵に自作の推理小説を渡され、この謎が解けるかと挑戦状を叩きつけられるお話。
本作は奇数話の『五年二組の殺人』で小説の内容が語られ、偶数話でそれを読んだ名取と出題者の住吉の会話が繰り広げられる形になっており、奇数話=出題、偶数話=ヒントという構図になっています。
事件の舞台は密室の教室。被害者は魔法陣の上で刺されて死んでいた……。
この魔法陣にはどんな意味が!?
ここはファンタジー世界ではなく現実世界。それなのに魔法陣が描かれた密室殺人という不思議な状況。
名取はその謎を解くことができるのか!?
これは読者への挑戦状でもあります。謎解きが好きな方はぜひ挑戦してみてください!
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!密室の中に描かれた謎めいた魔法陣。犯人はなぜそんなものを描いたのか?
主人公が教室で同級生の死体を発見するシーンから物語は始まる。死体の下には魔法陣が描かれており、教室は密室状態となっていた。犯人はなぜ魔法陣を描き、どうやって密室から姿を消したのか――?
非常に魅力的な謎で幕開けする本作。徹頭徹尾「本格」たる推理が展開され、何のために魔法陣を描いたのか、トリックは何なのかという議論が、あくまで作中の描写に基づき広がっていきます。
おまけに読者への挑戦まで挟まれており、フェアな作りとなっています。魔法陣と密室が有機的に繋がったとき、あなたはミステリ特有のあのカタルシスを覚えることでしょう。
加えて、犯人は誰なのか。そこに関しても綺麗な論理で特定され…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ある密室に描かれた謎の魔法陣、あれはいったいなんなのか?
本作はある密室殺人事件の謎を解く本格ミステリーです。
朝、二人だけしかいない教室で、主人公の名取裕也は住吉純恵という女性が書いた推理小説の謎を解くことになります。
その小説はどんな内容かというと、机と椅子を全部後ろに下げた教室の床の中央に、白いチョークで大きな魔法陣が描かれていて、そこにある人物の死体が仰向けに横たわっていたという事件が起き、その謎を解くというもの。
そこは窓もドアも全部鍵をかけて閉められている密室だった。
犯人はどうやって殺人を犯した後、この密室から出たのか?
あの魔法陣はなんの意味があるのか?
奇妙で興味深い謎、緻密なトリック、終盤で明かされる衝撃…続きを読む