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概要
「街には〝幽霊〟がいるんだ。でも普通の人は気にも留めない」
転校生の小暮紗宏は、車いすに乗ったクラスメイト・深森あやめと知り合う。 二人を繋いだのは、街中の無用な構造物「トマソン」への奇妙な興味だった。 しかし、小暮にはもう一つの顔がある。 彼は怪異退治を生業にする「奇譚傾聴社」の一員であり、ガサツな女上司・鳴滝霊香と共に、街に蔓延る「トマソン怪異」を追っていた。 ――怪異を狩る少年と、孤独を抱えた少女は惹かれ合っていくが……。 「もし、本当に私たちの妄想で世界が壊れるなら、私はいっそ壊してみたい」 彼女がSNSに放った無邪気な「嘘」が、現実を、そして怪異をも作り替えていく。 街の「無駄」は、異界の入り口。バズりの果てに待ち受けるのは世界の破滅か、それとも……。
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