概要
【牛×ミステリー】鬼の姿で振り向けば 踏み過ちぬ人の道。
ゼミのレポート課題に悩む「私」が目にした都市伝説サイト。「牛と人間との合体生物を製造している謎の工場」があると綴った記事に目をとめた主人公は、その噂の元が「くだん」や「牛鬼」などの伝承にあることに興味を持ち、取材先である村「新須見村(にいすみむら)」を訪れることに。典型的な北海道の地域らしく、酪農で栄えたという新須見村だが、果たして本当に合体生物などいるのだろうか?
牛まみれの酪農ミステリー。調べて書いてたら盛りだくさんになっちゃいました
(作品の演出上、一部ホラー描写あり)
参考文献83件!初めての中編です。
牛まみれの酪農ミステリー。調べて書いてたら盛りだくさんになっちゃいました
(作品の演出上、一部ホラー描写あり)
参考文献83件!初めての中編です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!北海道の伝説に隠された真実を暴く民俗学ミステリー
ゼミに提出するレポートのテーマに悩む大学生の「私」は、ネットで偶然見た動画をきっかけに、北海道のある山村に伝わる牛鬼伝説を調査しようと、現地に出向くことに。訪れた新須見村は一見すると普通の村だったが、旅の疲れで「私」が宿で寝入ってしまうと、その枕元に「ムラニ仇ナスモノハ死ス ワレハウシオニ」と書かれた一通の手紙が残されており……。
村に古くから伝わる伝説が題材となっているものの、本作の構造はホラーというよりもミステリーに近い。「人の身体に牛の頭を持つ妖怪が現れ『戦争が来る』と予言した」という村に伝わる伝説の正体を探っていくのだが、そのプロセスが実に丁寧。本州の方で伝わる牛鬼の伝説との比…続きを読む