概要
読み終えたとき、その続きを書くのは、あなたかもしれない。
古本に挟まっていた、一冊の黒いノート。
そこには、解決済みの事件がいくつも記録されていた。しかし、どの事件も途中で筆跡が変わり、まるで別の誰かが続きを書き継いだような痕跡を残している。
最後に残されていたのは、まだ解決していない最新の事件。
空白を埋めようと文字を書き始めたとき、彼は気づかない。
自分が「事件を推理している」のではなく、「犯人の思考を書き写している」ということに。
これは、文字によって認知が転写されていく、静かな心理ミステリー。
そこには、解決済みの事件がいくつも記録されていた。しかし、どの事件も途中で筆跡が変わり、まるで別の誰かが続きを書き継いだような痕跡を残している。
最後に残されていたのは、まだ解決していない最新の事件。
空白を埋めようと文字を書き始めたとき、彼は気づかない。
自分が「事件を推理している」のではなく、「犯人の思考を書き写している」ということに。
これは、文字によって認知が転写されていく、静かな心理ミステリー。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!その一冊のノートはいったい何だったのか?
本作は、一冊のノートと遭遇し、体験した奇妙なできごとを綴ったモキュメンタリーホラーです。
古本屋で購入した本の中に、一冊、奇妙なノートが混じっており、そのノートにはぽつぽつと、取り留めなく、何かの事件に関するメモのようなものが記されている。
テレビの報道越しに語られる事件と、主人公の手元にあるノートが記す短い文字たちとの薄気味悪いリンク、ノートに魅入られたかのように引き起こされる主人公の無意識な行動……。
不思議な余韻を残して、話は幕を閉じます。
作中で、「奇妙な未完成さ」について語られる場面があったのですが(どんな文脈かはネタバレになるので伏せておきます)、
本作はまさにあえて…続きを読む