二人はもう別れてしまったのかもしれない、そう思わせるほど、美しく悲しい恋の情景が、幻想性を伴いながら詠まれています。3首目が象徴的かつ印象的です。あやとりを二人でしたね海の底 貴方は上手あたしが笑う海の底でのあやとり。現実ではあり得ない世界で遊ぶ二人。これは恋の儚さを想像させる情景ですが、絶妙なバランスの1首に結実しています。繊細な詩的感性が光る、夢見る少女のような世界観が魅力の短歌集です。【レビューコンテスト応募】
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