概要
陰キャな私の良いところを百個言える、女装男子の男気が強すぎる件
雨上がりの空の下に、その子は立っていた。
かわいらしい格好で、大きなギターを弾くその姿は、すごく綺麗だった。
人に気を遣い、ネガティブな気持ちに飲まれる私の視界は、灰色のフィルターに覆われている。
だけどその子は私に顔を近づけ、顎に手を添えて言ったのだ。
「綺麗な顔」
と――
甘い吐息が口元に掛かり、心臓が跳ねる。
だけど、同時に違和感を覚えた。
「え?」
彼女の口から出た声、それは女性とは思えないくらいに低い。
声変わりを果たした、低音の重厚感が極まったイケボ。
それが、目の前の美少女の喉から奏でられている。
「残念、男の子でした。がっかりした?」
悪戯っぽく笑い、小首を傾げる。
「ひゃ、ひゃぁあああああ!!」
情けない叫び声をあげ、そこから逃げ出す。
巧みにギターを操り、
かわいらしい格好で、大きなギターを弾くその姿は、すごく綺麗だった。
人に気を遣い、ネガティブな気持ちに飲まれる私の視界は、灰色のフィルターに覆われている。
だけどその子は私に顔を近づけ、顎に手を添えて言ったのだ。
「綺麗な顔」
と――
甘い吐息が口元に掛かり、心臓が跳ねる。
だけど、同時に違和感を覚えた。
「え?」
彼女の口から出た声、それは女性とは思えないくらいに低い。
声変わりを果たした、低音の重厚感が極まったイケボ。
それが、目の前の美少女の喉から奏でられている。
「残念、男の子でした。がっかりした?」
悪戯っぽく笑い、小首を傾げる。
「ひゃ、ひゃぁあああああ!!」
情けない叫び声をあげ、そこから逃げ出す。
巧みにギターを操り、
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