概要
夏に歌えば、冬に困る。 ただし、困るところを撮ると伸びる。
夏の間、アリはせっせと食べ物を運んでいた。
一方、キリギリスは草の上で歌ってばかり。
アリは「冬に備えて働きなさい」と説教するが、キリギリスは笑って言う。
「働いてるよ。虫チューブで」
歌の才能は本物だった。
キリギリスの動画は大バズりし、広告収益も入り、虫チューブ急上昇一位。
アリの説教は、数字の前で少しだけ揺らぐ。
しかし秋になると、視聴者の虫たちは冬眠準備に入り、再生数が落ち始める。
そして冬。
通常の歌動画は伸びない。
だが、ある動画だけが爆発的に伸びた。
「夏に歌っていたキリギリスが冬に震える動画」
キリギリスは気づいてしまう。
冬は、ザマァ需要がある。
そこからキリギリスは、備蓄なしのふり、寒さ耐久、反省回、炎上芸へと走り出す。
アリは本気で止めに来るが、その説
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