概要
「旦那様はどこでしょう」「新しいメイドが来たようだ」
【第1章完結しました。選考期間後に2章開始となります】
20年前、エーヴィン王国は、魔族との長きにわたる戦いに終止符を打った。
伯爵令嬢だったネーベル(26)は、終戦の年に両親と声を失った。
彼女を引き取ったのは、貧乏子爵である叔父夫婦。
居候のネーベルは、自ら使用人に混じって家事を手伝いながら暮らしていた。
そんな彼女に、叔父がある日縁談を言い渡す。
相手は、王国を勝利に導いたのは、異界から降臨したと言われる男、桐江 一冴(キリエ イッサ)(41)。
かつて救国の英雄と謳われたキリエ。
終戦から20年経った現在、彼は王から与えられた領地で静かに暮らしているのだという。
婚姻を受け入れ、キリエの領地にひとり旅立つネーベル。
しかし、キリエの屋敷にはなんと――誰もいなかった。
『
20年前、エーヴィン王国は、魔族との長きにわたる戦いに終止符を打った。
伯爵令嬢だったネーベル(26)は、終戦の年に両親と声を失った。
彼女を引き取ったのは、貧乏子爵である叔父夫婦。
居候のネーベルは、自ら使用人に混じって家事を手伝いながら暮らしていた。
そんな彼女に、叔父がある日縁談を言い渡す。
相手は、王国を勝利に導いたのは、異界から降臨したと言われる男、桐江 一冴(キリエ イッサ)(41)。
かつて救国の英雄と謳われたキリエ。
終戦から20年経った現在、彼は王から与えられた領地で静かに暮らしているのだという。
婚姻を受け入れ、キリエの領地にひとり旅立つネーベル。
しかし、キリエの屋敷にはなんと――誰もいなかった。
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- ★★★ Excellent!!!勘違いが勘違いを呼び、すれ違ったまま進む新婚生活
声が出ない令嬢と、人と関わることを避けて部屋にこもりがちな伯爵。どちらも対面でコミュニケーションを取らなければ相手に誤解を与えやすそうなのに、なんと彼らは一度も顔を合わすことがないまま同じ屋敷で暮らし始めます。
それは夫婦となったから――のはずが、お互い自己紹介をろくにしないものだから、なんだかおかしなことに。
コミュニケーションはちょっとしたメッセージのやり取りだけ。だから二人とも勘違いしたまま、けれどどちらも自己完結してしまうから誤解が解けるはずもなく。
すれ違いがすれ違いを呼び、それでもどうにか顔を合わせたと思ったら、これまでの誤解が根深すぎてまあ相手に考えが伝わらない!
少しずつ読…続きを読む