概要
この日、世界の神話がひとつになる。
遙か昔、月が大地を赤く染めた――。
元は一つだった神々が二つに割れた。そして、天つ神と国つ神による、千年に及ぶ闘いは、大地を焼き、海を乾燥させた。人間はその圧倒的な神々の力の前に、何も出来ることはない。
ただ、強者への忠誠で今を凌いだ。神々の戦争によって、世界は一度壊れた。
敗れた原初の神・日月ノ尊(ひつくのみこと)は、愛する那美ノ方(なみのかた)を蓬莱山(ほうらいさん)の火口へ封じ、自らは神剣・草薙(くさなぎ)を大地に突き立てて命を絶つ。九尾の妖狐・葛ノ葉(くずのは)は捕らえられ、地中に封印された。
八竜の長・娑伽羅(さがら)は娘の鞘(さや)へ、散り失われた八つの龍の御魂を次代へ繋げという願いを託し、自刃した。
それから数億年の時が過ぎた。枯れ果てた地に、数万年かけて大量の
元は一つだった神々が二つに割れた。そして、天つ神と国つ神による、千年に及ぶ闘いは、大地を焼き、海を乾燥させた。人間はその圧倒的な神々の力の前に、何も出来ることはない。
ただ、強者への忠誠で今を凌いだ。神々の戦争によって、世界は一度壊れた。
敗れた原初の神・日月ノ尊(ひつくのみこと)は、愛する那美ノ方(なみのかた)を蓬莱山(ほうらいさん)の火口へ封じ、自らは神剣・草薙(くさなぎ)を大地に突き立てて命を絶つ。九尾の妖狐・葛ノ葉(くずのは)は捕らえられ、地中に封印された。
八竜の長・娑伽羅(さがら)は娘の鞘(さや)へ、散り失われた八つの龍の御魂を次代へ繋げという願いを託し、自刃した。
それから数億年の時が過ぎた。枯れ果てた地に、数万年かけて大量の
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