概要
兄ちゃん約束を守ってくれてありがとう……雪の実験室に亡き妹の声が届いた
「いちばん最初におちてくる、できたての雪、見たい」
そう願いながら、六歳の幼い命を散らした妹文子。
十歳の兄、中谷宇吉郎は、妹との約束を胸に世界初の人工雪をつくる科学者になった。
まだ冷凍技術も未成熟で、気象学も発展途上だった時代。
「自然にできるものなら、人間にもつくれるはずだ」
そう信じ、若き科学者は誰も踏み入れたことのない領域へ足を踏み出した。
※この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。
そう願いながら、六歳の幼い命を散らした妹文子。
十歳の兄、中谷宇吉郎は、妹との約束を胸に世界初の人工雪をつくる科学者になった。
まだ冷凍技術も未成熟で、気象学も発展途上だった時代。
「自然にできるものなら、人間にもつくれるはずだ」
そう信じ、若き科学者は誰も踏み入れたことのない領域へ足を踏み出した。
※この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人工雪への情熱の理由に胸が熱くなる
皆さま、人工降雪機というものをご存じでしょうか。
スキーが趣味の方、スキー場や雪を利用する施設で勤務される方、それらの施設の近くにお住まいの方ならば見たことがあったり、操作したことがあったりするかもしれません。ちなみに自分は見たことありません。人工雪どころか、本物の雪も本格的なものは一度しか見たことありません。
レビューをしている自分のことはさておき、さらに質問です。人工降雪機を世界で初めて実現した方はご存じでしょうか。
自分は……知りませんでした。しかも日本人が初だったなんてことも。
本作は人工降雪機を実現するという偉業を成し遂げた中谷 宇吉郎さんが主人公のお話。
北海道帝国大学…続きを読む