エピローグへの応援コメント
もちろん、資料などから読み取った想像の部分もあるのでしょうが、妹思いの、優しい中谷宇吉郎さんに感動しました。人工雪があれば、天気の気分を待たず、いつ亡くなってもおかしくない病弱な妹さんにできたての雪を見せられた……と思うと、「自然にできるものを、人間がつくれない理屈はない」という台詞は必ず実現してやる、という覚悟のようにも聞こえます。良き物語をありがとうございました。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
中谷宇吉郎が世界で最初に人工雪の結晶をつくったのは史実です。
ただ、補足をさせていただきますと、宇吉郎に文子という妹がいたことは史実なのですが、夭折したというのは「文子の記録がほとんどないこと」から導いた作者の想像です。
宇吉郎は詩人かつ随筆家でもあり、彼の著した随筆は非常に優しい文体です。
そのため、妹である文子が夭折していたとしたら、優しい兄との間にこんな会話と約束があったかもしれないと想像を膨らませてこの話を書きました。
お気に召していただけましたら幸いです。
第一章 低温実験室の夕暮れへの応援コメント
夏目漱石→寺田寅彦→中谷宇吉郎
この三人、好きです。
中谷先生をメインに据える方がいて嬉しいです
(๑´◡`๑)
作者からの返信
感想ありがとうございます。
夏目漱石はすでに有名な文豪ですが、寺田寅彦、中谷宇吉郎の二人は二人とも理学者としても文学者としても素晴らしい人でありながら、あまり高い知名度でないのが残念でした。
中谷宇吉郎の話はいずれ書いてみたかった題材だったのですが、どうすれば短い短編にまとめられるかと考えていました。
ちょうどその時(昨年12月ごろ)クリスマスソングで山下達郎さんのクリスマスイブを聴いていたので、閃いたわけです
まあそのかわりだいぶ脚色が入ってしまいました
だからこれは「科学史フィクション」とでも言うべきジャンルなのかもしれません
あとがきへの応援コメント
初めまして。
史実とフィクションを混ぜ合わせる物語が好みで、一気に読ませていただきました。中谷博士の人工雪の物語は兄弟愛によって生まれたのだと再解釈し、雪の情景とともに綴られる愛と執念の物語に胸打たれました。
しかしこの方、南極の地名や小惑星の名前にもなっている凄い方なのですね。恥ずかしながら知りませんでした。
こうして、未だ知らない偉人たちの物語に出会えると嬉しいものです。
失礼いたしました。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
偉人も一人の人間であるという視点で物語を書きたいと考えております。でもそうすると想像で補うところも必要になります。
どこまでフィクションを入れるかについては色々な意見があると思いますが、私は結果が崩れない限りは許されるのではないかと思っております。
次の偉人伝を誰にするか考えているところです。屋井先蔵あたりを考えていますが、まだまだ調査不足です。
またよろしくお願いします
第三章 失敗の夜と雪華図説への応援コメント
昔の人すごすぎ(θ‿θ)
この頃から凝り性というかオタク基質というか。
突き詰めたい性質というか⋯⋯
日本人で生まれたことをありがたく思うし、少しはその気質が入ってるかな?と思える瞬間ですね。
作者からの返信
感想ありがとうございます
確かにそうですね。雪の結晶を人工的に作ることができたのは、日本人の気質も関係しているかもしれません。
第一章 低温実験室の夕暮れへの応援コメント
作品拝読いたしました
これは実話でしょうか?
昔の日本人の頑張りを見るのが好きなので引き続き楽しみにしています!
作者からの返信
感想ありがとうございます
中谷宇吉郎が世界で初めて雪の結晶を作ったのと、江戸時代に初めて土井利位が雪の結晶のカタログを作ったのは史実です。
宇吉郎が文子への兄妹愛から人工雪を作ったというのは、史料をもとに作者が想像したものです
あとがきへの応援コメント
史実を交えながらの美しい物語に引き込まれ、一気に読ませていただきました。
人工雪をつくる……自然に存在するものを作れないわけがないという宇吉郎の強い想いが夢の実現につながったのですね。
あとがきも読ませていただき、楠杜さんの創作にあたっての真摯さに触れ、感動しました。
楠杜さん、ありがとうございました。
作者からの返信
感想ありがとうございます
創作の姿勢までお褒めいただき光栄です