概要
刀が抜けない同心と、殺人マシンの少女が江戸を駆け抜ける時代劇決闘パンク
アルファポリス『第12回歴史・時代小説大賞奨励賞』受賞作品。
田沼時代。江戸には『鶏番』という闇興行がある。
食い詰めた武芸者を『鶏』として殺し合わせ、金を賭ける、幕府公認の見世物である。
刀が抜けなくなった同心・北大路土門は、相棒の御用聞きの少女・お燐とうだつの上がらぬ日々を過ごしていたが、二人には裏がある。
土門は鶏番の立会人。お燐は立会人付きの『鶏』なのだ。
鶏番の掟を破った鶏たちは、七日以内に始末しなくてはならず、それを守れなければ立会人の土門は切腹する羽目になる。土門の脇差をお燐が抜いて、初めて勝負が成立するが――この二人、仲がいいのか悪いのか。
『あの頃』のハチャメチャな時代劇を復刻することを目指した、時代劇決闘パンク。
オープニングナレーション
老中・田沼意次の
田沼時代。江戸には『鶏番』という闇興行がある。
食い詰めた武芸者を『鶏』として殺し合わせ、金を賭ける、幕府公認の見世物である。
刀が抜けなくなった同心・北大路土門は、相棒の御用聞きの少女・お燐とうだつの上がらぬ日々を過ごしていたが、二人には裏がある。
土門は鶏番の立会人。お燐は立会人付きの『鶏』なのだ。
鶏番の掟を破った鶏たちは、七日以内に始末しなくてはならず、それを守れなければ立会人の土門は切腹する羽目になる。土門の脇差をお燐が抜いて、初めて勝負が成立するが――この二人、仲がいいのか悪いのか。
『あの頃』のハチャメチャな時代劇を復刻することを目指した、時代劇決闘パンク。
オープニングナレーション
老中・田沼意次の
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- ★★★ Excellent!!!荒鶏に明日は来ない
これまで、必殺仕事人などの時代劇をモチーフにした作品を数多く手がけてきた著者が、ついに本当の時代劇に挑戦することになりました。そして、ユニークな飛び道具的設定を得意とする著者が今回導入したのは、闇のデスマッチ興行。あろうことか幕府主催というのが恐ろしいですね。末法! バトルを闘鶏に見立て、殺し合う武芸者たちを「鶏」と呼びならわす、冷酷なユーモアセンスが、この作品のテイストを何よりも雄弁に物語ります。
囲いの中で互いに殺し合う限り、鶏どもが何をしようと幕府当局は関知しませんが、鶏が囲いの外で誰かを殺せば話は別。殺人者は〈荒鶏〉と認定され、七日のうちに始末される対象となります。そんな荒鶏どもを追…続きを読む