概要
週末がある意味「終末」になるハードSF
物理学者が、一週間に素粒子論に挑み悩み、新しい理論を生み出す話。Week End でなくWeak Endなのは、考えての事で話の結末でも示しています。
今から30年ほど前に、パソコン通信で別ペンネーム(ハンドル)で公開したものです。
今から30年ほど前に、パソコン通信で別ペンネーム(ハンドル)で公開したものです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!曜日をめくるたび、終末へ近づいていく
『週末を持て余してる人に捧げる本棚作り』より拝読に参りました。
素粒子論やゲージ場、マイクロ・ブラックホールなどを扱った、かなり硬派なSF作品でした。
専門的な題材を、月曜日から土曜日へと進む構成に落とし込んでいるところが面白かったです。
曜日ごとに神話の神々を重ねながら、研究者の思考がだんだん熱を帯びていく。
最初は理論を追いかける高揚として読めるのに、進むにつれて、その発見が取り返しのつかないものだったと見えてくる流れが印象的でした。
特に、木曜日あたりの「自分の理論が大きなものになるかもしれない」という興奮から、土曜日の「世界を終わらせるスイッチを押してしまった」という認識へ落…続きを読む