概要
たまたま電波を拾っただけなのに、それは『フニャ』から始まった
毎日残業、深夜は脳内大反省会。そんなOLが拾ったのは、超気だるい猫DJのラジオ。パスワードがわからない幽霊に、まぶしすぎる最新カフェに干からびそうな妖怪――。なぜか人助け(お化け助け)を丸投げされるうちに、私の夜が、ほんの少しだけあたたかくなっていく。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ザーザー あーダルい! あなたにも猫の声が聞こえるかも?
「───私の人生、本当にこれでいいのかな」
誰もが思うときがあるこの言葉。主人公である『花』も落ち込んでいた。
ただ、頭の中の独り言をかき消してくれるような、誰かの声が欲しかった。音楽でも、退屈な朗読でも、なんでもよかった。
小さな防災ラジオでAM放送の音を探すが、深夜にやっている番組はない。諦めかけたとき、
「……フニャァ」
猫の声が聞こえた。
この猫の決まり文句は、「あーダルい」と「知らんがな」
偶然か必然か、とにかく繋がった猫との不思議な物語が始まる。
花の周りの空気があたたかく動き出す。仕事仲間との関係や地域の人たちとの交流が広がっていく。そして、1…続きを読む