概要
僕の歯車がおかしい
素敵なお題にほいほい……。小説書くのってやっぱり楽しいっすね。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!大丈夫。ノープロブレム
不器用すぎる個性って、回れない歯車に似ているのかもしれない。
歯車に素数のイメージってあまりなかったんですけど、均等に嚙合わせるなら消耗は均等なんでしょうね、多分。
その理屈にはもう全面的に納得させられるしかないんですけど、歯車というメタファーに基づく、感情や会話の構成され方のうまいのなんのって。
どこまで読み取るべきか考えるべきか。読者に委ねられたこの手法は、不親切とも言えて、思わず目を凝らして見なおしました。
歯車と言っても、形が違えば回り方は変わる。噛み合うものと噛み合わないものもある。それって、現実も同じこと。多分。
でも、一緒に回ることはできる。大きさも幅も速度も違ってい…続きを読む - ★★★ Excellent!!!⚙⚙⚙⚙⚙
成人式でひとりひとりに付与される歯車は、経費削減のあおりをうけて、今やすべて同じ材質です。新成人たちの「志は同じうして」を体現しているそうですが、それでいて歯車のモジュールや端数やピッチはばらばら。まあ、お上の考えることなんて、そんなものですよね。そこは、尊重されるべき個性なのだとか。ちなみに、どんな歯車が当たるかには、人生の禍福のように納得しがたくも受け入れざるを得ない理不尽さがあります。
いったい、その歯車、誰が作っているのでしょう。大量生産してしまえば簡単なのに、何を考えて、さまざまな歯車を作っているのでしょう。
歯車はひとつでは役に立ちません。しかるべき相手があって初めて意味を成…続きを読む