概要
会えない日に綴った言葉が、恋になる。
★第25回角川ビーンズ小説大賞用あらすじ★
綴鐘学園高等部二年の浅海琴葉は、亡き祖母の遺品の中から、銀色の万年筆、時計塔の鍵、そして「創立記念祭まで、手紙室を絶やさないで」と記された引継ぎ帳を見つける。中等部三年の冬、学校へ向かえなくなりかけた自分を救ってくれたのは、時計塔の旧教室に置いた一通の手紙への返事だった。返事の主に礼も言えないまま高校生になった琴葉は、祖母の遺したその場所――旧三年二組の「放課後手紙室」を再び開くことを決める。だが手紙室には、返事を書く当番は昔の男子制服を着る、という古いしきたりがあった。噂の中で返事の主が長く「時計塔の美少年」と語られてきたからだ。こうして琴葉は、放課後だけ男装し、会えない相手へ向けた言葉を整える役目を引き継ぐ。
その秘密を最初に知ったのは、
綴鐘学園高等部二年の浅海琴葉は、亡き祖母の遺品の中から、銀色の万年筆、時計塔の鍵、そして「創立記念祭まで、手紙室を絶やさないで」と記された引継ぎ帳を見つける。中等部三年の冬、学校へ向かえなくなりかけた自分を救ってくれたのは、時計塔の旧教室に置いた一通の手紙への返事だった。返事の主に礼も言えないまま高校生になった琴葉は、祖母の遺したその場所――旧三年二組の「放課後手紙室」を再び開くことを決める。だが手紙室には、返事を書く当番は昔の男子制服を着る、という古いしきたりがあった。噂の中で返事の主が長く「時計塔の美少年」と語られてきたからだ。こうして琴葉は、放課後だけ男装し、会えない相手へ向けた言葉を整える役目を引き継ぐ。
その秘密を最初に知ったのは、
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!一通の手紙で救われる心がある。とある学園で起きた、優しさで繋がる物語。
詩的な表現で紡がれる、優しさの連鎖の物語をあなたに。読後は優しい気持ちになれる、等身大の少年少女達の学園ドラマです!!
主人公の琴葉がひょんなことから噂に過ぎないと思われていた「手紙室」を引き継ぎ、他の生徒の悩みや迷いに寄り添ううちに自身の気持ちと向き合っていく。
そして手紙のやり取りを通じて登場人物たちも少しずつ、だけど確実に小さな変化を積み上げていく。
やがて琴葉の周りに集まった生徒達と共に、琴葉は学園の創立記念祭に向けてとある計画を進めていき――。
登場人物たちの抱える想いに注目しながら読み進めると各々の変化が感じられて、一歩踏み出す勇気をもらえる作品でした。