概要
同じ顔、違う瞳。語りで国を動かす、三十夜のアラビアン王宮入れ替わり譚
盲目を装い路地裏で生きる語り部シャムスは、自分と瓜二つの王子カマルから奇妙な提案を受ける。
「三十日だけ、俺になれ」
金の瞳を隠したシャムスは王宮へ入り、銀の瞳のカマルは襤褸を纏い街へ出る。
シャムスの武器になるのは、人の心を動かし、寓話と機転で宮廷を揺らす「語り」の力。
一方のカマルは裏路地を駆け、兄の死の真相を追う。
夜ごと密かに交わされる、沈香の香りと泥の匂いの報告会。
互いの見たものを物語に変えて語り合ううち、二人は後戻りのできない共犯関係へと踏み込んでいく。
そして月が満ちる頃、二人は知る。
この国の物語そのものが、すでに書き換えられていたことを。
「三十日だけ、俺になれ」
金の瞳を隠したシャムスは王宮へ入り、銀の瞳のカマルは襤褸を纏い街へ出る。
シャムスの武器になるのは、人の心を動かし、寓話と機転で宮廷を揺らす「語り」の力。
一方のカマルは裏路地を駆け、兄の死の真相を追う。
夜ごと密かに交わされる、沈香の香りと泥の匂いの報告会。
互いの見たものを物語に変えて語り合ううち、二人は後戻りのできない共犯関係へと踏み込んでいく。
そして月が満ちる頃、二人は知る。
この国の物語そのものが、すでに書き換えられていたことを。
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