概要
親友と思っていたヤモリ獣人ちゃんに襲われてゼロ距離をマイナスにされる話
ヤモリ獣人のサツキは、俺の「親友」だ。
入学初日に隣の席になって、教科書を忘れて泣きそうになっていた彼女を助けたのがきっかけ。照れ隠しで「俺たち友達だろ?」と言ったら、翌日から「親友」に昇格していた。早い。
サツキはダウナー系の陰キャだが、俺にだけ距離がバグっている。
当然のように隣に座り、当然のように弁当を交換し、当然のように手を繋いでくる。恋人繋ぎで。しかもヤモリ獣人特有の吸着力で物理的に離れない。彼女が、満足するまで。
振り返ると天井にいる。ロッカーの上から逆さまに覗いてくる。気づいたら隣にいる。
——「親友」の距離感って、こんなだっけ?
ある日の帰り、サツキを待っている間にクラスの女子と話していたら、恋バナになった。
「あの子と付き合ってるの?」
「まさか。親友が付き合っ
入学初日に隣の席になって、教科書を忘れて泣きそうになっていた彼女を助けたのがきっかけ。照れ隠しで「俺たち友達だろ?」と言ったら、翌日から「親友」に昇格していた。早い。
サツキはダウナー系の陰キャだが、俺にだけ距離がバグっている。
当然のように隣に座り、当然のように弁当を交換し、当然のように手を繋いでくる。恋人繋ぎで。しかもヤモリ獣人特有の吸着力で物理的に離れない。彼女が、満足するまで。
振り返ると天井にいる。ロッカーの上から逆さまに覗いてくる。気づいたら隣にいる。
——「親友」の距離感って、こんなだっけ?
ある日の帰り、サツキを待っている間にクラスの女子と話していたら、恋バナになった。
「あの子と付き合ってるの?」
「まさか。親友が付き合っ
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