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概要
心の声が聞こえるのに、好きな人の声だけ聞こえない。
三日連続の徹夜明け、帰り道で意識が途切れた——次に目が覚めたら、棺桶の中だった。
幽霊になった私には、参列者の心の声が聞こえる。
上司の弔辞は間違いだらけ。同期は私のデスクの日当たりを気にしている。幼馴染だけが、本気で泣いてくれていた。
でも、一人だけ——心の声が聞こえない人がいた。
別部署の後輩。給湯室で少し話す程度の関係だったはずの彼が、なぜか誰よりも泣いている。
棺に入れたのは、花でも手紙でもなく、きれいに折られたお菓子の包装紙だった。
幽霊になった私には、参列者の心の声が聞こえる。
上司の弔辞は間違いだらけ。同期は私のデスクの日当たりを気にしている。幼馴染だけが、本気で泣いてくれていた。
でも、一人だけ——心の声が聞こえない人がいた。
別部署の後輩。給湯室で少し話す程度の関係だったはずの彼が、なぜか誰よりも泣いている。
棺に入れたのは、花でも手紙でもなく、きれいに折られたお菓子の包装紙だった。
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