概要
間違えないことは、正しいのか。
とある国に「神の手」と呼ばれる男がいた。
その男は、常勝無敗の軍師と呼ばれていた。
しかし彼には、別の名がある――「死神」。
彼の任務に従軍して返ってくる兵士の数は7割。
おおよそ3割が死傷すれば全滅と言われる世界で
彼は必ず必要な生贄を戦場に捧げ続けた。
軍師は自らに問う、正しければ許されるのかと。
―――――
全九話構成、毎日投稿していきます。
その男は、常勝無敗の軍師と呼ばれていた。
しかし彼には、別の名がある――「死神」。
彼の任務に従軍して返ってくる兵士の数は7割。
おおよそ3割が死傷すれば全滅と言われる世界で
彼は必ず必要な生贄を戦場に捧げ続けた。
軍師は自らに問う、正しければ許されるのかと。
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全九話構成、毎日投稿していきます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!天才としてしか生きられなかった男の、詰将棋のような人生
迷いの中で、しかし天才軍師として生きざるを得ない主人公。
プロローグに続く本編第一話、「今日は一万人殺した」で始まる語りが、この作品の根底を見せつけてくる。
舞台は群雄割拠の戦国世界。「神の手」と呼ばれる軍師――と言えばスーパースターの大活躍……を、想像してしまうが、これは英雄譚では断じてない。
戦に勝つたびに何かを失い、流れる血の重みに押しつぶされていく一人の人間の、静かな崩壊の物語なのだ。
抑制された主人公の語り。その裂け目から滲み出る痛み。
彼の戦術は詰将棋のように冷徹だが、彼の人生そのものも、詰将棋のように淡々と、確実に、詰みへと向かっていく。
氷河のように冷静に、淡々と圧倒的な力…続きを読む