概要
闇に抱かれた世界を拓いて、愛しい子供たち
一人の少女が持つ玉は、世界の礎となる者たちを繋ぎ合わす。
ある晩、木寺小夜は懐かしい声と光に包まれ異世界「ソデリエル」に 飛ばされた。身一つの小夜の手元にあるのは小さい頃、母方の実家で手にした ひしがたの石(玉)。光を取り戻した石が導く先は、拓いた世界か、沈む世界か。
※以前、ブログ・なろうにて載せていた小説をタイトル変更・加筆修正し再掲載。
ある晩、木寺小夜は懐かしい声と光に包まれ異世界「ソデリエル」に 飛ばされた。身一つの小夜の手元にあるのは小さい頃、母方の実家で手にした ひしがたの石(玉)。光を取り戻した石が導く先は、拓いた世界か、沈む世界か。
※以前、ブログ・なろうにて載せていた小説をタイトル変更・加筆修正し再掲載。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!心の柔らかさを育みながら物語の核心へと誘う
私は敏感な方ですが、読者の繊細な感性に対応したストーリー展開が苦手な方だという矛盾があります。
しかし、この「ソデリエル奇譚」は、非常に繊細なつくりになっています。
個人的にとても好きだと思うのは、生き物がたくさん登場することで、暖かさを感じられることと、不穏ながらどこか澄んだ空気を吸い込んでいるようにも思えるその世界観です。
登場人物達のコミカルな駆け引きの間に、時にシリアスさ、この世界の謎を垣間見せ、その核心へと徐々に誘います。
現代の日本から、異世界である「ソデリエル」に招かれた主人公の小夜と、この世界のある国の王子、キョウリの二人の使命とは一体なんなのか?
「金糸雀の娘」とは…続きを読む - ★★★ Excellent!!!不思議でいて少し怖い、優しい異世界奇譚!
深夜に聞こえる声、光る玉、そして雷とともに落ちてきた異世界。
不穏で少し怖い始まりなのに、読み進めていくと、物語の中心にはやわらかさがあります。
突然異世界に来てしまった小夜は危なっかしいけれど素直で、不思議と周りの懐に入っていく子。
冷たそうに見えて見捨てられないキョウリ、大蛇なのに気さくで可愛いセラ、恋の話にすぐ持っていきたがるスズ、勢いで墓穴を掘るヒヅキ。
キャラクターが増えるたびに、世界が少しずつ賑やかになっていくのが楽しいです。
和風伝奇のような怪しさと、異世界ファンタジーの広がり。
そこに、登場人物たちの少しずれた掛け合いと優しさが混ざっていて、怖いだけでも重いだけでもな…続きを読む