概要
俺から伸びる運命の赤い糸は、なんか全部赤黒くて、ドロドロしてた
今から二年前。とある事故をきっかけに、その少年は人の間に繋がる『赤い糸』が見えるようになった。
しかもどうやら、それは世間一般的に言われる『運命の赤い糸』というやつらしい。
こんなん見えてどうすんねん、とは思うものの。
少年は持ち前の寛容さで、その異常を受け入れた。
座右の銘は『諦めてから考える』。
世界にはどうしようもないことがあるのだから、逆らわない方が賢明に違いない。
……そう、思っていたのだが。
俺は僅かに顔を下に向けて、胸から伸びる『五本の赤黒くてドロドロとした糸のようなもの』を見つめた。
顔を上げれば、頭のおかしい異常者達が満面の笑みで俺をロックオンしている。
なんだその笑顔は。
まるで、私たちはヒロインです! みたいな顔しやがって。
認めん、俺は認めんぞ。
こんな人格破綻者
しかもどうやら、それは世間一般的に言われる『運命の赤い糸』というやつらしい。
こんなん見えてどうすんねん、とは思うものの。
少年は持ち前の寛容さで、その異常を受け入れた。
座右の銘は『諦めてから考える』。
世界にはどうしようもないことがあるのだから、逆らわない方が賢明に違いない。
……そう、思っていたのだが。
俺は僅かに顔を下に向けて、胸から伸びる『五本の赤黒くてドロドロとした糸のようなもの』を見つめた。
顔を上げれば、頭のおかしい異常者達が満面の笑みで俺をロックオンしている。
なんだその笑顔は。
まるで、私たちはヒロインです! みたいな顔しやがって。
認めん、俺は認めんぞ。
こんな人格破綻者
応援ありがとうございます。
今後、サポーター様向けの投稿をするかもしれません。