静かな怪物が日常を裁つ。加減ゼロの学園ダーク劇!
- ★★★ Excellent!!!
静かな怪物が日常の裏側で“加減ゼロ”の正義を振るう、このギャップがクセになる。
物語は陰惨な事件から始まるのに、夏目の淡々とした“やりすぎ対応”が妙にスタイリッシュで笑えるという危険なバランス。
いじめも脅しも、彼の手にかかると淡々・論理的・過剰。
読み手は「そこでそこまでする!?」と戦慄しつつも、なぜかスカッとする。
闇も笑いも両立させた、“人間綺麗ごと禁止”の学園ダークドラマとして非常に完成度が高い。