タグに「SF」と書かれていたり、タイトルが「真佐喜のかつら」であったり
いったい、このお話はなんなんだろうか?
と、首をひねりつつ開けば……
なんと見事な!! 話の展開も、オチも、お見事というに尽きます
1000文字でよくぞまとめられました
内容を話すとネタバレになるのでなかなか言えないのですが、時代劇の雰囲気生き生き描写されながらも、その構成はまさに「SF(サイエンスフィクション)」!
時代劇ファンにも、SFファンにもお勧めできる逸品です
ちなみに「真佐喜(まさき)のかつら」(作者:浮世絵師渓斎英泉 元武士)は江戸時代の随筆であり、「耳袋」や「甲子夜話」のように怪奇な話も含まれるそれだそうです
ちなみにちなみに、「耳袋」は町奉行も務めた根岸鎮衛、「甲子夜話」隠居した殿さまである松浦静山と、当時の知識人が著したものです