★
0
概要
ただの田舎町の飼い猫がある日突然日本中の大スターに??
白波家の飼い猫ワルダは田舎で平凡な毎日を送っていた。そんなある日、突然大黒柱の父キヨシが死んでしまう。そのキヨシ、実は小説「俺は猫だ」を書き残していた。妻のカナコ、子供のタケシとノッコ兄妹の家族会議の末、キヨシに代わり猫のワルダ名義でコンクールに応募する事になった。しばらく音沙汰なかったが突然白波家の電話が鳴る。それは出版社からの電話だった。そしてやってきた営業マンフルタに出版化を伝えられ、フルタのすったもんだはあったが小説は見る見る売り上げを伸ばしていった。ついに白波家は東京へと招かれ、初めて見る東京に目を丸くする一同だったが、フルタは構わずテレビや雑誌の仕事を次々に押し込みワルダは大忙しになってしまう。気がつけば作家白波ワルダはすっかり大スターになっていた。町に帰れば日本中からファンが押
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?