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死闘の後、ドラゴンは断末魔の叫びをあげて地面にもんどりうった。
だが、ヒトの声のようなものがその体から聞こえてくる。
君は恐れずに近づいていき、その音に耳を立ててみた。
「実は私は……もとは生贄として捧げられた身なのです…」
どういうことなのか。息も絶え絶えだが、”それ” は語りを続ける。
「ですが、魂を売り渡せば、龍のものどもの眷属と成り、この迷宮の女王になれると誘惑され、私はその誘いに乗ってしまったのです…」
君は唾をのみ込んだ。
「…こんな私は……もう‥…」
剣に目をやる龍。
君は、それからどのような行いを成すべきなのだろうか?
– END –
ゲームブック:『洞窟に棲む竜』ver.1.0.1 博雅(ひろまさ) @Hiromasa83
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