恋の終わりの場面でしょうか。切なくも輝かしく詠まれていて、心に染み込んでくる作品です。全体的に視覚的な感覚で、プリズムのように、光と闇が、ばーっと蒔き散らされるような、独特の叙情性が印象的でした。恋の終わりを美しく昇華した短歌集。推し短歌1首。みつけてはいけない嘘が蜂蜜の粘度でぬるり落下する夜
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