自分の浅学を恥じるばかりだけど「ナーサリー」という単語を知らなかった。でもなんとなくそのまま読み進めてしまった。
自分の読解力の無さを恨むが、短歌はどれも「分かる!」という感覚ではなく常にクエスチョンを頭の片隅に置きながら読んでいた。ただ、歌意を読み解けなくても惹きつけられる雰囲気と単語選びの良さがあり、現実と抽象の狭間をうまく突いてくるのが素敵だった。全体的に漂う諦観のようなものに時折差し込む眩い光を随所に感じる。
読了後にようやく「ナーサリー」の意味を調べたら歌がさっきより少し光って見えた。
【個人的に特に好きな一首】
助手席にいる火曜日のゆううつよ蟹星雲の右が空いたよ